2021年度大学院入試説明会は3/12(木)に開催されます。
COVID-19の流行情勢に鑑み、中止となりました。
私のグループでは(水圏は教授・准教授・助教のそれぞれが別の研究テーマで研究していますので、どの先生につくかによってやることが大きく違います)、
「魚をつかって」動物が繁殖行動をするとき、脳の中がどのように調節されているのか?
というのを、
- 細胞(繁殖行動に関わるホルモンを作り出す脳内の細胞が、「いつ、どこから、どのように」、ホルモンをだすのか?、直接計測する。これがグループの独自技術かつ、メインテーマ)、
- 神経回路(主に視覚や嗅覚に関わる神経回路が、生殖状態や1のホルモンの働きによって、どのように変化するのか)、
- 行動(1のホルモンによって繁殖行動がどのように変化するのか、
レベルで調べることで、繁殖行動をよりスマートに制御する方法がないか研究をしています(もう少し詳しく知りたい人は、研究内容のページや研究業績のページを見てみてください。最近の学生さんがどんな研究を発表したのかは研究業績ページの学会発表欄をみるとわかります(すいません。学会発表ばかりでまだ論文になっていないものが結構ありますが、今、これから大量発射するところです)。
主に使用する手法は、
- 電気生理学(パッチクランプ、細胞内・細胞外記録、嗅電図)、
- 蛍光イメージング(ペプチドホルモンが放出されるところや、細胞内のイオン変化を蛍光変化として記録する)、
- 神経分泌細胞の細胞培養、
- トランスジェニック動物作成、
- 嗅覚や視覚応答の行動解析、
です。
私の研究グループで行っている研究が、水圏動物学研究室の他の先生や動物科学専攻の他の先生方の研究と異なる特徴は、
- 形態学や分子生物学など、生命農学でよく使われている手法と違って、生物が示す細胞から個体レベルまでの様々な情報変化をリアルタイムに計測して、その影響を調べます(それが「生理学」)
- やってることは純然たる基礎研究ですが、そこで使っている電気とか画像の計測解析技術は、現在IoT化が急速に進みつつある農業や水産業におけるデータ取得・解析技術の元となるものです(使っている計測技術や解析技術を自分のものにすれば、適応・応用範囲は無限大)。
そういった、ただ生き物を育てるとか、体のつくりをみてみるのではない、
「生き物から得られる情報を分析して、その先を予測する」
術を体験してみよう、っていうマインドを持った学生さんと一緒に四苦八苦して研究するのを楽しみにしてます。お気軽にメールなどで連絡ください。

